「宅地建物取引士」とは、毎年20万人前後の受験者数を誇る日本最大級の国家資格
「宅地建物取引士」は、通常、「宅建や宅建士」の略称でよばれ、毎年20万人前後の受験者数。
不動産取引の専門家を示す資格。宅建士の独占業務としては、「重要事項の説明」や「35条書面（重要事項書面）への記名」「37条書面への記名」等があります。
宅建士になるための試験を宅建試験とよび、宅建試験に合格し登録実務講習を経て登録する事で、宅建士としての業務である、不動産の売買や賃貸物件の斡旋をする際に、顧客に対し「登記」「不動産の広さ」「飲用水・電気・ガスの供給施設」「キャンセルの際の取り決め」など、契約に関する「重要事項の説明」をする事が可能となります。
宅建を持つメリットについて
宅建資格を取得し、登録講習・登録等の手続を踏むことで、「宅地建物取引士」になること可能。
■不動産業界関連への就職・転職に有利になりやすい。
■独立開業やキャリアアップも狙える
■資格手当の付与（企業によってはベースアップ）
宅建の試験日程について
令和5年10月15日（日）
宅建は年1回、例年10月の第3日曜日に実施。新型コロナウィルスの影響で、10月と12月の２回に割り振られて実施されるケースもあり。
6月 実施告知
7月 申込受付開始
8月 試験会場通知の送付
10月 宅建士10月試験
12月 宅建士12月試験（指定を受けた人のみ）
宅建の合格発表
令和5年11月21日（火）
合格者の受験番号が一般財団法人 不動産適正取引推進機構のホームページで掲載後、合格証書が郵送送付。
宅建の試験会場
47都道府県
受験申し込みをした県（受験票が郵送で届く居住地）が試験会場になります。
宅建の受験費用
8,200円
いったん振り込んだ受験手数料は、申し込みが受付されなかった場合や試験中止の場合を除いて返還されません。
宅建の試験内容
4肢択一のマークシート方式。出題数は50問。採点は1問1点、50点満点で計算。
宅建試験は合格点が明確に決められている絶対評価試験ではなく、受験人数や合格率の調整のために合格点が変動する相対評価試験です。試験時間は2時間
宅建取得にかかる時間は？
資格取得にかかる時間も個人差が大きい。
事前に民法などの予備知識があれば別ですが、初心者レベルでは、約500時間ほど必要と言われております。
宅建の問題などに慣れていない場合、少なくとも半年以上の準備期間が欲しいところ。
試験の日程から逆算し、余裕のある学習計画を立てる必要があります。
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